専門家による漢方薬膳レシピ・効能解説
ししゃもとかつおの漢方薬膳レシピ・効能解説
専門家によるかんたん生薬、漢方煎じ薬における効能解説とおすすめ簡単薬膳レシピをご紹介します。
かつおの漢方薬膳における食事療法
かつおの漢方薬膳における効能解説とおすすめ簡単薬膳レシピをご紹介します。
かつおの効能解説
味 : 甘 性 : 平
旬: 5〜6月、9月〜10月
かつおは下焦の虚(げしょうのきょ)を補う作用があります。そのため、下焦の虚証(げしょうのきょしょう)による咳、足腰のだるさ、冷え、むくみ、頻尿などに効果があります。
漢方薬膳のおすすめレシピ:かつお味噌
おにぎりにしても良し♪
材料:かつお節(なまり節)、 味噌、 砂糖、 白ゴマ、 くるみ
薬膳専門家のおすすめコメント
下焦の虚証(げしょうのきょしょう)は冷えを伴う事が多いので火を通したり温かくして食べる料理法が向いています。また温性の食材との組み合わせが適しています。このレシピはその両方を兼ね備えています。
ししゃもの漢方薬膳における食事療法
ししゃもの漢方薬膳における効能解説とおすすめ簡単薬膳レシピをご紹介します。
ししゃもの効能解説
味 : 甘 性 : 平
旬: 11〜12月
ししゃもは北海道レッドデータブックに記載されるほど漁獲量が減少しており、希少な食材となっています。 血を巡らせる効果があります。
漢方薬膳のおすすめレシピ:シシャモ巻き卵
鰻巻き卵(うまきたまご)のシシャモバージョンです。 お弁当にどうぞ。
材料:卵、シシャモ、★だし汁、★みりん、★塩、サラダ油
薬膳専門家のおすすめコメント
血を補う作用のある卵で、血を巡らせる作用のあるししゃもを巻いたこのレシピは効率的な血虚証(けっきょしょう)薬膳、瘀血証(おけつしょう)薬膳です。お弁当にも使いやすく、利用範囲の広いレシピであることも魅力です。
- 最終更新:2014-02-13 16:45:58